RELEASED 22.10.05 おすすめの新曲紹介

楽曲レビュー

10月になったというのにまだまだ暑い日が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

私はというと…私用が重なりに重なって、記事の更新が1か月以上滞っている始末。

まあ「大人とはこうあるべきと」いった言われ方が多い中で、これくらいいい加減な大人もいるんやから自分はまだ大丈夫…といった視点で読んでいただければ幸いです。

という訳で、約1か月振りに新曲レビューをやっていきます。

※各楽曲紹介の末尾には関連商品のリンクを貼っていますので、記事を読んで気になった方は是非そちらもチェックしてみて下さい。

Ed Sheeran, Pokémon – Celestial 

最初に紹介する楽曲は、既に話題となっているEd Sheeranの新曲を。

何を隠そう、ポケットモンスター スカーレット/バイオレットの挿入歌に決定した楽曲であり、ポケモンシリーズ初となる外部からの楽曲提供を、世界を代表するアーティスト(グラミー賞4回受賞!)に依頼するというミラクルをやってのけたゲームフリークには脱帽で、ポケモンのガチ勢かつ音楽好きというダブルマイノリティな私にとっては垂涎もののニュースだった。

これを俺が取り上げないで、誰が取り上げるんや。
※地上波のニュースでも取り上げられていました。

勿論、楽曲そのものに関しては言うことなしで、全てを肯定してくれるかのようなポジティブなサウンドを初めて聴いた時は、ストーリーを楽しんでいたあの日々(現在はバトルジャンキー)を懐かしむと同時に新しい冒険への期待も高まるという、とてつもない多幸感に包まれた。

また、MVはポケモンとコラボした映像となっており、企画・プロデュースは川村元気(初監督作「百花」が人気)、監督を児玉裕一(東京事変や米津玄師のMV監督)、キャラクターデザインを長場雄(一目でそれとわかる一筆書きのようなタッチが特徴)等、手掛けた面々がまあ豪華。

これをきっかけにポケモン好きが音楽を、音楽好きがポケモンを知るきっかけになるといいなと思わずにはいられないCelestial(セレスティアル/最高) なコラボワークをありがとう、Ed Sheeranゲームフリーク!

YOASOBI「祝福」

次に紹介する楽曲は、yoasobiが手掛けたガンダムの主題歌であるコチラ。

イントロから続くディストーション(歪み)が効いたフレーズは、シリーズ特有の錯綜する思想への困惑や戦場に赴く感情の昂りを想起させ、サビで聴かせてくれる強く伸びやかな歌声は出撃シーンが容易に想像できるほどの疾走感で、控えめに言って最高。

前日譚となる小説「ゆりかごの星」をもとに製作されたとのことだが、歴代ガンダムの主題歌についても相当研究したんじゃないだろうかってくらいにガンダムっぽい音像になっており、この仕事ぶりはお見事の一言に尽きる。

アニメ本編を観る/観ないに関わらず、これは確実にリピートして聴いてまうやろうな。

BUMP OF CHICKEN – Souvenir

最後に紹介する楽曲は、BUMP OF CHICKENの新曲。

この楽曲は、アニメ「Spy × Family」のオープニング曲なのだが、前期のオープニング曲であるOfficial髭男dism「ミックスナッツ」のような単純明快なハチャメチャ感は皆無で、終始ソリッドなバンドサウンドに徹している。

しかしよく聴いてみると、シンプルなのに耳に残るフレーズや性急に刻まれるリズムのせいか、いわゆる「歌の伴奏」ではなく楽器同士の「セッション(競い合った演奏)」といった印象が強く、キャラクター毎での単独行動が多い原作の雰囲気を的確に捉えている。お洒落。

また、要所要所で差し込まれるハンドクラップや掛け声(ウォー、イェー 等)が多いのも特徴で、声出しの可否に関わらず、これからのライブアンセムとしてBUMPファンも納得の出来だろう。

ちなみに、タイトルのSouvenir(スーベニア)は自分のためのお土産/記念品という意味があり、歌詞にはライブ会場で対面するリスナーに対する気持ちが込められているとのことで、これもファンにとっては嬉しいところ。

アニメ本編がより楽しめるとても良い主題歌でありながら、楽曲単体としてもかなりの良作と断言しよう。

あとがき

久しぶりに楽曲レビューをやっていきました。

記事を読んで気になった楽曲は、是非一度試聴してみて下さい。

新しい音楽体験の一助になれば幸いです。

それでは、また。

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