RELEASED 22.07.25 おすすめの新曲紹介

楽曲レビュー

さあ、世間はいよいよ夏本番といった様相を呈しており、街は開放的な雰囲気に包まれていますが、私も先週は比較的外出する機会が多かったのもあって、そんな街の空気に絆されてついつい余計な買い物をしてしまった次第…。

今週は財布の紐を緩めないぞ、と気を引き締めて(とか言っておいて本を衝動買い…)、今週も新曲レビューをやっていくとしよう。

※各紹介記事の巻末には、紹介したアーティストの過去作(アルバム)のリンクを貼っていますので、更に深堀りしたい方や、音源をモノとして所有したい方はそちらも是非チェックしてみて下さい。

星野源 – 異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)

まずは、星野源がリリースした新曲を御紹介。

映画「ゴーストブック おばけずかん」の主題歌として書き下ろされたこちらの楽曲は、パソコンでの打込による作曲スタイル以前の、※Yellow Dancer で聴かせてくれるサウンドに近く、往年のファンならば両手を上げて歓喜すること必至な出来。

※「桜の森」「SUN」に代表される、ダンスクラシック/モータウン/R&B/ソウルミュージックを日本のポップスとして成立させようと試みたサウンド(Yellow Dancerはアルバムタイトル)で、変化の少ないビートの上に複雑なコード進行を重ねる手法により、自然と腰が動くような音像を目指して作られている。

MVもそういった楽曲の雰囲気が投影された映像となっており、特に終盤のダンスは完全にマイケルジャクソンのオマージュで、新しい音像に挑戦しつつも、レジェンドへのリスペクトも忘れてはいない。

歌詞では、子供でも難なく歌えるように難しい表現を極力排除するといった配慮こそあれど、サビに鋭い言葉を潜ませるあたりに、表層的な楽しさだけでは終わらせない彼の作家性がそのまま反映されているように感じられて、改めて歌詞を読み込むとドキリとしてしまった。

本当に怖いのはおばけなのか、それとも…。

The Chainsmokers – Time Bomb

続いて紹介するのは、今年の5月にニューアルバムが発表されたばかりのThe Chainsmokersが間髪入れずにリリースした、こちらの楽曲を。

それまでの彼らの楽曲とは一線を画す、少ない音数で構成されたサウンドは、昨今のトロピカルハウスやチルウェイブをかなり意識した印象で、EDMを主戦場としてきた彼らでも無視できないという状況を示唆しているかのよう。

とはいえ、そこはダンス・シーンにおいてはトップに君臨するThe Chainsmokers


他ジャンルにお邪魔している感は否めないが、そこはセンスでねじ伏せるかのように、聴き手にとって気持ちいいフレーズへ流れ続ける構成は抜群に聴きやすく、EDM好きのみならず、ハウス好きのリスナーにとってもしっかりと耳を引く仕上がりと言って問題ないだろう。

流行にドンズバな曲よりも、少し外れたくらいが実は調子が良かったりするから不思議なものだ。

LAGHEADS -Drivin’ (feat. kiki vivi lily)

最後に紹介するのは、今年に入ってから個人的に注目しているバンドの一つである、LAGHEADSの新曲を。

kiki vivi lilyを客演に迎えたこちらの楽曲は、タイトなドラムが印象的なポップソングといった印象だが、その音数は極限まで絞り込まれており、コード進行も至ってシンプル。

なんなら結成したてのバンドが初めて作曲したと言われても信じてしまうくらいのシンプルさなのだが、歴戦のプレイヤー達が奏でる息の合った演奏こそがこの曲の真骨頂と言わんばかりに、グルーヴで違いを見せつけている。なんという潔さ。

コッテリしたものばかり食べた後は、あっさりしたものが食べたくなるよね…みたいな思考の時に聴いたら結構しっくりくるかも。私は好きです。

※因みに、過去の楽曲についても別記事で紹介しているので、気になった方はコチラも是非チェックしてみて下さい!

あとがき

今週も、リリースされた新曲の中から個人的に気に入った楽曲を紹介していきました。

気になる楽曲が見つかりましたでしょうか。

コメント等で教えてもらえると大変嬉しいです。

それでは、また。

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