音楽フェスも次々に開催されて、夏の訪れを予感させる昨今、いかがお過ごしでしょうか。
私はというと、Twitterでのライブレポートを横目に、相変わらずポチポチやっております。
こんな私が重い腰を上げる時は訪れるのだろうか…まあ、気が向いたらね。
という訳で早速、今週もおすすめの新曲を紹介していくとしよう。
Calvin Harris, Dua Lipa, Young Thug – Potion
音楽フェスと言えばこの方、ということで世界的人気を誇るDJ、Calvin Harrisの新曲を。
冒頭のギターリフから耳を持っていかれて、その後は太いベースの重低音とシンプルに刻むドラムを軸に展開していくリラックスサウンドは、前作「FUNK WAV BOUNCE VOL.1」で提示されたトロピカルハウスと呼ぶに相応しい音像で、まさにこれからの季節にピッタリ。
休日の昼間っからビール飲んじゃうって方は、脳内リゾート感が一気に増幅されること請け合いなので、騙されたと思って是非聴いてみてほしい。
※前作のアルバムについては過去にnoteで執筆しているので、気になった方はそちらもチェック。
Helsinki Lambda Club – Khaosan
2曲目に紹介するのは、Helsinki Lambda Club(ヘルシンキラムダクラブ)。
Helsinki Lambda Clubは、2013年に結成された日本のオルタナティブ・ロック・バンド。
(下積み時代が意外と長い)
正直、彼らの楽曲を初めて聴いたのだが、シンプルでありながらも力強いサウンドは、さながらデビュー当時のThe Strokes(2000年代におけるガレージロック・リバイバルムーブメントの立役者)を彷彿とさせられるもので「そうそう、これこれ!」と思わず拳を上げる程の高揚感。
今年、絶対くるだろ…と期待せずにはいられない注目バンドの一つなので、今の内にチェックすることをおススメしておこう。
※不穏な曲の終わらせ方が、昨今の情勢を反映させているようで、なんとも今っぽい。
この辺りがセンスの見せ所ということか。
新東京 – sanagi
最後の曲は、新東京(という名のバンド)の新曲を。
新東京は、2021年結成された日本のバンドで、メンバー全員がまだ現役大学生であるというのと、ギターレスという非常に珍しいスタイル(メンバーにギタリストがいないどころか、サポートにもいない)に二度驚かされた。
※そういう意味では、このバンドもオルタナティブ(意味:主流ではない何か)ではあるな…。
と前置きはこれくらいにしておいて、肝心の楽曲について触れていくとしよう。
タイトかつ正確なドラムやシンセサイザーの旋律が印象的な音像は、上質なメロディーも相まってとても聴きやすく、もはやバンドサウンドというよりはHIPHOPのトラックに近しいとさえ感じさせるが、これを演奏してるってことは…演奏技術はもう相当の腕前ということになる。
「学生バンドと高を括っていてると痛い目に合う」とはこういうことを言うのだなと実感した。いやはや、末恐ろしい。
平日の夜、仕事に疲れてほっと一息ついた時にリラックスして聴くのがおススメ。
最後に
今週もリリースされた新曲の中から個人的におススメの曲を紹介していきました。
気になる楽曲が見つかったら、是非一度、視聴してみてはいかがでしょうか。
それでは、また。
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