さて、今日はポケモン剣盾のランクマッチにおける技選択について考察しよう思う。
※とはいえ、私よりも上手な方はたくさんおられるので、今回は初心者の方向けの、むしろこれから始めたい人に向かって記事にしていく。
原則として1ターンに1回、覚えさせている4つの技のうち1つを選択するか、控えのポケモンに交代するかの最大6個の選択肢から1つを選択していくのだか、強い技をポチポチ押しているだけでは当然、勝つことが難しいのがこのポケモンというゲームなのである。
では、どういった形で技選択を行っているのか、何を考えているのか等、詳しい事を解説していこう。
まずは下の画面をご覧いただきたい。
先日の記事で挙げた、シーズン23最終日の初手対面だが、この時はコチラが若干有利な対面である。
理由は下記の通り。
・初手に出してくるマンムーは気合のタスキ持ちで確定
・最速ウーラオスの為、確実にマンムーの上から攻撃できる
・相手マンムーがコチラの弱点を突く技「ばかぢから」の採用率が低い
・タスキを無効化するだけで裏の3体でも倒せる確率が上がる
また、相手が交代することまで考え、交代先に対して、ウーラオスの技を通りを考えると下記の通りとなる。※まだ残り2体の選出が不明であるため、6体全てで考察する事が重要。
1、暗黒強打 →ザシアン以外に等倍以上
2、インファイト →クレセリア以外に等倍以上。ただし、防御下降補正には注意!
3、どくづき →誰にも弱点が突けない上に、タイプ不一致技のため、メリット無し
4、とんぼがえり
→ダメージは期待できないが、裏のポケモンと交代できるので、有利対面を作りやすい
1,2,4についてはそれなりにメリットはありそうだが、2については相手の2体目、3体目が判明してから選択する方がいいような気がする。できればデメリット無しの1で押し切りたいところ。
その上で、相手が居座ってきた場合の相手の技を考察する。
1、地震…メインウェポン。
2、つららおとし…サブウェポン。地震をスカされるのを嫌った場合の選択肢。
3、こおりのつぶて…先制技。初手に打ってくるとは考えにくい。
4、不明
※候補…岩石封じ、ばかぢから、フリーズドライ、ステルスロック
恐らく、1若しくは2を選択してくるだろう。
以上の事を踏まえて、このターンにおける自分の選択肢はというと、
1、暗黒強打 →タスキまで削れる
2、インファイト → 〃 (ただし、防御が下がるので返しの地震で倒される)
3、どくづき →半減で受けられる ※メリット無し
4、とんぼがえり →HPを若干でも削りつつ、裏に交代できる
5、ホウオウに交代 →相手の地震をスかすことができる
6、ゴリランダーに交代 →相手の地震を半減で受けられるが、あまりメリット無し
の6択となっていた。
1で押し切っても構わないが、後の事を考えると、ウーラオスの体力は温存しておきたいところ。
となると、こちらが先に動けるため、交代先のホウオウで地震をスカす可能性のある、4を選択するのが一番メリットが大きいと言えそうだ(言い方をかえると、デメリットが小さい)。
この考え方が、俗に言う「安全択」というやつである。
結果は、こんな感じになった。
両者 交代は無し
先手 ウーラオス とんぼがえり マンムーにヒット→タスキ無効化
→ホウオウに交代
後手 マンムー 地震 ホウオウが飛行タイプの為、地面技無効
これで戦局は若干コチラが有利に傾いた。
勝敗は先日の記事の通り。
以上、ポケモン剣盾 ランクマッチにおける技選択についての考察でした。
選出段階で負けない事が大前提だが、1ターンごとの技選択も、勝敗を分ける大事な要素であることが分かっていただけたら幸いです。
基本的にはスティックで選択、Aボタンで決定する以外に特別な操作を必要としないのだが、一つの技を選択する上でこれだけの情報を整理しているのだから、このゲームは奥深く、難しい。
だからこそ、自分の選択が通った時の快感は他では得られないものだと思う。
興味が湧いた方は、今からでも遅くないので、是非、始めてみてほしいと思う次第である。
それでは、また。
コメント